300ストレートチップ購入

なんで一番いいと思うところにしないの?

以前、脱サラして居酒屋を開業しようとしている男性が主人公の小説を読んだことがあります。

主人公がお店を出すためのテナントを探して回るシーン。主人公は飲食店チェーンの会社で経営企画をやってきた経歴の持ち主なので、街を歩いていると「こういう場所に店を開けば繁盛間違いなしだなあ」という場所がいくつか見つかります。

しかし、そのような場所はいずれもすでに他の店が出ていてどこも空いていません。「ここであれば、まあまあ良いだろう」というテナントは見つかったので、妥協してそこに入ろうか迷い、出資者のひとりでもあるメンターに相談します。

その時のメンターの一言が印象に残っています。

「なんで1番良いと思うところにしないの?」

驚く主人公。「いや、どこも他の店がすでに出てますので」と、答えます。それに対するメンターの答えは、「そんなことで諦めるの?近々開く予定があるかもしれないじゃない。聞いてみた?」と。

営業中のお店に入っていって、お店の人に「空く予定はありますか?」と聞くなんて、普通の人にはできません。営業しているのに「辞める予定はないですか」なんて聞かれたら普通怒りますよね。

しかし主人公はメンターに言われた通り、勇気を出してベストだと思った立地のお店に次々と入っていきます。案の定、店主に塩を撒かれたり、怒鳴られてたりすることに。

その後、この普通ではない行動が実を結ぶことになります。結果的に、主人公はベストだと思ったテナントのひとつに出店していた経営者と紆余曲折のすえ仲良くなり、場所を譲り受けます。

大事だと思うことは妥協してはならないということことなのだなと学びました。



J.M.WESTON 300 ストレートチップを購入

以前、底に穴が空いてしまったREGALのストレートチップの話を書いていました。リペアの時につけられてしまった傷を気にせずにオールソールして使い続けるか、買い換えるか悩んでいましたが、「なんで一番良いと思うものにしないの?」の精神で、仕事靴は妥協しないことにします。

大きな傷がついてしまったREGALとはお別れし、J.M.WESTONの300ストレートチップに買い換えることにします。

幸い、小説の主人公が一生懸命探していた居酒屋のテナントとは違って、J.M.WESTONの300ストレートチップはお店に行ってお金をさえ支払えば簡単に買えますので。

追伸

脱サラして居酒屋を開業しようとしている男性が主人公の小説はこちらです。居酒屋の経営者の考え方を学ぶには良い本ですので、興味があれば是非。

TREASUREトレジャー