メンテナンスの方法を間違えた

電話診断

2011年頃に購入したダイソンのコードレス型掃除機。

個人的には、ここ数年間で購入した家電のうち、役に立った家電のベスト3にランクインしています。とっても便利です。

製品のコンセプト的には車の中とかを掃除するための製品なのかもしれませんが、6畳くらいの部屋を掃除するのには丁度いいサイズです。場所も取らないですし。

仕組み上、中に入っているフィルターを月に1度くらいのペースで水洗いしてほこりを落として上げる必要があります。

ちゃんと月に1度くらいのペースで洗っていたのですが、6年以上使っているからなのか、だんだんと吸い込む力が衰えてきて、最近はスイッチを入れても断続的にモーターが止まるようになってしまいました。

買い換えればいいのですが、モーターが止まるということはバッテリーの電圧が下がっているのだろうか?と思い、バッテリーの劣化だけであればバッテリーを買い換えれば済みますので、ひとまずダイソンのコールセンターに電話してみました。

びっくりしたのが、コールセンターのオペレーターのお姉さんが、電話口で掃除機のスイッチを入れてみてくださいと言うんです。

内心、「そんなことしてどうするんだ?」と思いながらも、スイッチを入れてみると、いつものようにモーターが断続的に止まります。

オペレーターさん曰く、「空気の流れが止まっていますね」とのこと。



まさかの改善

その後、オペレーターさんに「フィルターを一旦外してスイッチを入れてください」とか、色々と指示されて試した結果、電話口での診断は「フィルターを水洗いするときにもみ洗いしてください」とのこと。

「え?フィルター毎月ちゃんと洗ってるのに?」と思いましたが、言われた通りフィルターをもみ洗いしてみると、フィルターの中に詰まっていたほこりがどんどん出てきました。

フィルターを乾かして掃除機にセットすると、なんと今まで断続的に止まっていたモーターがちゃんと回るようになり、吸引力が復活しました。

メンテナンスって、ちゃんとしているつもりでもやり方が間違っていたら効果がちゃんと出ないんだなぁと、痛感しました。

今の時代って、電話で掃除機の状態の診断ができるんですね。わざわざ掃除機を送ってもらわなくて済むので、仕事の時間短縮にもなりますね。すごいなぁと思いました。



うちのJ.M.WESTONのメンテナンスは、革靴のメンテナンス本で勉強したり、リペアに出しに行ったときに店員さんに質問したりしていますが、何か間違っていないか色々と聞いてみようと思います。

靴磨きの本