腕時計はユニフォーム

時計

私は革靴とか服は好きなんですが、唯一時計にだけは興味がありません。
チタンで、ソーラー充電式、電波時計のSEIKO(約5万円)をずっと使っています。

ビジネスで付けていて何もおかしくないデザインですし、丈夫ですし、機能性も十分。

もちろん防水です。

そして、ソーラー充電式なので、日が当たるところにさえ置いておけば、電池切れもありません。もう10年ほど使っていますが、まだ電池交換したこともありません。

腕時計のオーバーホール!?

以前、30歳の誕生日に記念として30万円の時計を買ったという友人(35)と話していて驚いたのですが、3年に一度(?)、オーバーホールに出さないと調子が悪くなると言っていました。オーバーホールは1回で数万円かかるとのこと。

「嘘でしょ?なんでそんな高くて不便な時計を使っているの?」と驚いたものです。



ユニフォームとしてのロレックス

そんなこんなで、今もブランド時計には興味ないのですが、先日ちょっと興味を持つ話を聞きました。

ロレックスはユニフォームなんだという話です。

例えば、500万円の車を買いにディーラーに行ったときに、そこの社長が、例えば、紳士服量販店で5万円以内で買えそうなスーツに、白シャツでノーネクタイ、一般的なブランドの金属製の腕時計といった、入社5年目くらいの内勤のサラリーマンがしているような格好だったら、「騙されるんじゃないか?」と思いませんか?

逆に、super 150くらいのピカピカのスーツに、ちょっと派手めな赤いネクタイ、金無垢のロレックスをつけて、「いらっしゃいませ」と、出てきたら、「うわっ、派手だなあ。でも、儲かってるんだなあ」と、思いませんか?

500万円の車。どっちから書いますか?

私なら、とりあえず派手めな社長の方の話を先に聞きに行きますね。

なので、売れている社長は、儲かっているんだと相手に伝えるためにユニフォームとして金持ちそうな服装をあえてするんだとか。

3万円のものを販売しているのであれば、その10倍、理想を言えば100倍くらいのものを身につけているのが理想とのこと。

江戸時代に、商人は派手な格好をしてはいけないと取り締まりがあったと歴史で習ったような気がしますが、その時は「なんで派手な格好をするんだろ?ファッション?」と思っていましたが、実用的な意味があったんですね。

かつての上司の腕時計

たしかに、以前働いていた会社で、上司は3人中2人がロレックスをしていました。残りの1人は、ゴムバンドの時計でバックルにでかでかと「SEIKO」と書いてありました。

「部長、なんで私と同じSEIKOなんですか!もうちょっと良い時計してよ!!」と内心思っていましたね。

人格的にも能力的にも上司として何も問題なかったので、気になったのはその時計だけなんですが。

ちなみに、一般人にはロレックス以外の高級時計はわからないので、ロレックスがベストだそうです。(確かに私も他人の腕時計を見て「おっ!金持ちだな!」と思うのはロレックスとオメガぐらいですね。他はわからないです)

う〜ん、ユニフォームとしてのロレックスかぁ。

そう言われると、1本ぐらいあっても良いかなと思いますね。