Windowsの標準機能で使えるRPA

人気沸騰するガンプラ

私の趣味はプラモデルなんですが、去年くらいからガンプラの人気が高騰し、普通に買うことができない状況が発生しています。

ニュースになるくらいの過熱状況です。

原因はメルカリのようなフリーマーケットアプリで転売する商材になってしまったとか、個人だけではなく問屋まで転売に手を出していたなど色々と言われていますが、原因の分析はさておき、私としては年間に3つくらいしか作らないので、そんなにたくさん買えなくてもいいわけです。

しかし、欲しいキットがすぐ売り切れてそもそも買えない。

熱意が試される申込フォーム

そこでメーカー直営店で在庫が比較的潤沢な、お台場にあるガンダムベース東京に行こうと思うわけです。

しかし、ガンプラ人気が過熱する中で、ガンダムベースは普通に入場できなくなり、事前に抽選申し込みして当選すれば入場できるようになりました。

その申し込み方法がなんと、30分の枠ごとに申込するという方式。

10:00の枠から20:00の枠まで30分刻みで任意の数を申し込むことができます。

いくつでも申し込めますが、当選するのは最大で1枠のみ。

申し込みのたびに、氏名、郵便番号、住所、電話番号を打ち込まないといけません。

事前に会員登録した内容が自動で入力されているわけではないため、非常に煩雑です。ある意味、熱意が試される仕組みになっています。笑

しかし、もともとシステムエンジニアだった私は気が付きました。

この入力、自動化できるのでは・・・。

Power Automate

Windowsではマイクロソフトが作ったPower AutomateというRPAソフトがあります。

無料で利用可能です。

ウェブブラウザの操作をレコーディングして、手順を手動で微調整して、実行できるようにしたところ、あの熱意が試される入力が自動で入力されていくではありませんか。

初めてPower Automateを利用してみましたが、30分くらいで構築することができました。

インターネット通販で、人気商品が予約開始1分とかであっという間に売り切れることがよくありますが、こういうRPAのツールをうまく利用しているのではないかなと思いました。