あまりにも正直な店長

スーツのオーダー

2017年用のスーツを注文してきました。一流メーカーのお店ではないですが、オーダーです。

スーツは生地によって本当に値段がピンキリですね。シルエットが全く一緒だとしても、生地の違いだけで3万円から10万円オーバーまであります。さらに、ベストを付けるとか、ボタンを貝にするかとか、ステッチを入れるかとか、裏地をどうするかとかオプションをつければどんどん見積金額が膨らんでいきます。

まあ、ピンキリなのは革靴も同じですが。

ベテラン店長の本音

今回対応してくれた店長はこの道30年のベテランです。私はスーツにはあまり詳しくないので、ベテランの店長さんに素朴な疑問を投げかけてみました。

私「高いスーツだと何が違うんですか?」

店長「それはね、自己満足ですよ

おいおい、正直すぎるだろ、店長(笑)そんなこと言ってしまっていいのか。思わず笑ってしまいましたよ。

この正直さに好感が持てたので、結局9万円のスーツを買ってしまいました。店長のマーケティングが成功しちゃっていますね。まあ、マーケティングではなくて本心なのかもしれませんが。



スーツで外せないポイント

個人的に、スーツで外せないオプションは裏地のグレードアップです。着心地が全然違います。4千円プラスになりましたが、袖を通した後の快適さが良くなりますので。週に1〜2回着るとして、月に6回。年間72回着るわけです。あ、でも夏場は上着は着ないので、50回くらいですか。

1年のうち7分の1の50日間、朝に上着に袖を通した時に快適さに感動を覚えるわけですよ。それがたったの4千円。1日80円ですね。喜んで払います。笑

J.M.WESTONとREGALの違い

まあ、でもよく考えるとJ.M.WESTONも自己満足の領域ですよね。ゴルフとか、見た目でわかる靴はちょっと違うかもしれませんが、300ストレートチップとかになると、革靴が好きな人じゃないと区別がつかないですし。

ゴルフとかJ.M.WESTONの靴だとわかりやすい形ならともかく、J.M.WESTONとREGALの黒のストレートチップを並べて見せて、ぱっと見て値段が3倍以上することがわかる人って相当な靴マニアでは。

まあ、見た目はあまり差がわからないのですが、300ストレートチップを履いている本人の足の感覚は断然REGALよりも良いのですが。慣らし期間を終えたJ.M.WESTON独特の吸い付くようなフィッティングは病みつきになります。

やっぱり自己満足ですね。笑