J.M.WESTONとの出会い

定期購読

私がJ.M.WESTONと出会ったのは、29歳の時でした。

「そんな年齢でウエストンかよ!生意気な!!」と言われちゃいそうですが、J.M.WESTONの靴と出会ったのはもっともっと後です。

最初に出会ったのはこれ。お手入れ用クリーム。

あまり最初に出会うようなアイテムじゃないですよね。笑

どこで出会ったかというと、MEN’S CLUBを定期購読です。

30歳が目前になり、大人なファッションに興味を持ってきたので、MEN’S CLUBを定期購読したんですね。その時に定期購読者への特典として付いてきたのが写真のJ.M.WESTONのクリームなんです。しかも洒落てることにナチュラル。

当時は革靴を履かなくていい職場だったので、靴のお手入れ用クリームなんてほとんど使ったことがなく、とりあえず中を開けてみると肌色の油の塊が詰まっています。何に使うか良くわからないものが送られてきたぞという感じです。



便利な靴墨

革靴を履かなくて良い職場で勤務していた当時の私に、透明なクリームの使い道なんて分かるはずがない。靴墨といえばせいぜいこの形のやつしか使ったことなかったです。(でも、使い勝手は良いですよね。コレ)

[コロンブス] columbus クリーム KNIGHT LIQUID

「何に使うんだろう、この缶は?」って思うのが先で、でかでかと書いてある「J.M.WESTON」には興味を抱くことは全くありませんでした。こうして、一流メーカー「J.M.WESTON」のクリームは我が家の靴箱の片隅に数年間放置されていたのです。

その後

その後、私は32歳で転職し、革靴を履いて仕事に行くことになりました。私が革靴に興味を持ったのはここからです。それまでは、Rockportのウォーキングシューズを履いていました。(見た目は革靴には劣りますが、スニーカーみたいな履き心地が良い靴です)

革靴をどう調達しようか迷った私は、とりあえずオシャレと言ったら伊勢丹メンズ館だろうという安直な考えで新宿三丁目に向かいました。安直な考えとはいえ、伊勢丹メンズ館に行って店員さんに相談するのは正解ですね。

B1F紳士靴売り場の店員さんに「私、今度から革靴を履いて会社に行かないといけないんですけど、革靴は今までほとんど履いたことがないので全くわかりません。教えてください」と言ったら、REGALのレザーソールのストレートチップと一緒に瓶詰めのクリームを渡されました。

こうして、革靴を履いて帰ってきたら必ず手入れをする習慣が付くようになりました。

ようやく気がつく

そして、35歳になった頃、靴箱の片隅にある缶に気づき、「そういえば、この缶は何となく捨てることができずに靴箱の隅っこにずっとあるけどJ.M.WESTONって何だ?」と、思ったのがJ.M.WESTONとの出会いです。

6年以上前に出会っていたはずなのに遅い。苦笑

しかし、MEN’S CLUBの定期購読特典って、良いブランドのものを送ってもらえるんですね。今更ながら感心します。

そこから、色々ネットで調べていくうちにJ.M.WESTONのゴルフに興味を持つようになりました。そして、ついに冬のボーナスのうち13万円を握りしめて、伊勢丹メンズ館B1F紳士靴売り場の一番奥にあるJ.M.WESTONコーナーに向かい、ゴルフを買ったのです。